ウィルバー哲学に思う

「統合」の哲人ケン・ウィルバーを中心に、仏教心理学的視点を取り入れたマインドフルネス、第三世代の認知行動療法ACT、アドラー、ポジティブ心理学など、複雑系や脳科学的なアプローチも加味し、「生命の躍動」の探求、心理哲学的な関心について綴っています。

2009-02-25から1日間の記事一覧

もはや脅かされない

ウィルバーの「存在することのシンプルな感覚」P282 グレース&グリットからの抜粋である以下の部分を読んで、トーレの「Milton’s Secret」の最後の部分との共通性を感じました。 苦しみの原因は、切り離された個別の自己の欲求や執着にある。それを終わらせ…