ウィルバー哲学に思う

「統合」の哲人ケン・ウィルバーを中心に、仏教心理学的視点を取り入れたマインドフルネス、第三世代の認知行動療法ACT、アドラー、ポジティブ心理学など、複雑系や脳科学的なアプローチも加味し、「生命の躍動」の探求、心理哲学的な関心について綴っています。

原初の二元論

ホルミシス(hormesis)

『老いなき世界』のキーワード そのひとつは、ホルミシス 長寿遺伝子を働かせるホルミシス 短期的なストレスはむしろ 適度なストレスはむしろ こころと身体を強くする そう、それはチャレンジストレスだ! テロメアを長く保つホルミシス DNAの傷を癒し エピ…

マンダラとは1

NHKこころの時代『マンダラと生きる』(正木晃著) 私たちのNPOでマンダラを折り鶴で表現しようという試みが始まり、ではマンダラとは何か?まずは基本の基を学ぼう!ということで昨日ミニ勉強会の1回目を実施しました。 NHKこころの時代で放送された番組のテ…

〈私〉と〈今〉は同じものの別の名

哲学者である永井均さんの著書『私・今・そして神』の中に、注目すべき表現があったのでその部分に線を引いた。それは「開闢(かいびゃく)の奇跡」という節のなかに書かれている。(以下、P40~p42より引用) ある名付けえぬもの ・・・ まあ、基本的には、…

ロマン派のまちがい

私はウィルバーの著書と出会うまえ(万物の歴史を手に取ったのは7年前なので、それ以前の頃ですが)自然農法やパーマカルチャー、自然エネルギー、地域通貨にどっぷりはまったグリーンでした。自分では気づきませんでしたがロマン派の影響を強く受けていたと…