Inter Being
このブログを本格的に書き始めたのは、2009年の元日からです。 今年の年末で10年を迎えるということで、自分なりに記憶に残るブログ記事、自分にとって大きな変化につながったブログ記事はどれであったかを考えました。 今回はこの10年間の前半、2…
元日のブログで「さらにこの大きなヘキサ・キューブ形の中には、無数の小さなヘキサ・キューブがぎっしり詰まって並んでいると想像する。」と書いた。 これをもう少し、華厳経の世界観であるインドラ網、そして入れ子状のフラクタル構造(注1)を取り入れて…
経営マトリックス研究所のマークであるヘキサ・キューブ(hexa-cube)について、また新たなことに気がついたので、今回はそれを書きます。今年1月1日のブログ「次元を行き来するヘキサキュ―ブ、元日の夢」の続編です。 (上の図表は次元を理解する参考にして…
昨日は、娘の結婚式だった。素晴らしかった。感無量とはこのことを言うのだろう。 そして昨夜、2年前に何度も見たあの名作「素晴らしき哉、人生」が再放送されていたのでそのエンディング(自殺しようとしたジョージが天使に「彼が存在しなかった世界」を見…
前回取り上げた「素晴らしき哉、人生!」の映画について書きます(ネタバレ注意です)。 原作はフィリップ・ヴァン・ドーレン・スターンという作者のTHE GREATEST GIFTという短編のようです。 ネットで調べてその日本語訳を読みましたが、映画と原作はかなり…
7月14日の「マインドフルネスで包んだ後にくる洞察」に対して、ACTと似ていますね、とコメントをくださった方があった。 ACTとはアクセプタンス・コミットメント・セラピーの略で「第三世代の認知行動療法」と呼ばれているとのこと、早速、”Get Out of Yo…
苦しみの根本は、五蘊の本質である無常、無我(nonself)、相互依存性を理解することの欠如によるものである、とThich Nhat Hanhは書いています。 今回からAyya KhemaとThich Nhat Hanhによる五蘊の解説をひとつずつ取り上げ、吟味したいと思います。 今回は…
私がはじめてケン・ウィルバーの著作を手にしたのは「万物の歴史」でした。あの「眼からうろこが落ちた」と感じたのはどこだったか?3日ほどパラパラめくっていて、先ほどやっと見つけました。完璧に書かれています。すばらしいです。まず、p302にこうありま…
以前から思っていたのですが、般若心経で説明されるところの「空」とケンウィルバーが書いている「空」は違うような気がします。本当は同じなのかもしれません。空が違うということ自体、空が非二元であることから矛盾しているといえますが、異なる説明がさ…