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ウィルバー哲学に思う

「統合」の哲人ケン・ウィルバーにはじまり、仏教心理学的視点を取り入れたマインドフルネス、第三世代の認知行動療法ACT、そして近年ブームのアドラーまで、脳科学的なアプローチも加味し、心理哲学的な関心について綴っています。

思考から莫大な量の意識を解放する

エックハルト・トールのいう5つのポータルとは、Now、Surrender「明け渡し」、Space、Silence、Inner Bodyであることは前に取り上げた。 5つのポータル - ウィルバー哲学に思う しかし、The Power of Nowをよく読んでみるとcessation of thinking「思考を停…

フローとマインドフルネス

このブログを読んでいただいている方からフロー状態とマインドフルネスな状態の違いについてコメント欄に質問がありました。ありがとうございます。興味深いテーマと思われましたので、以下に私の考えを書かせていただきます。 フローとマインドフルネスの違…

曇りなき眼で見つける青い鳥

前回のブログで「言葉で言い表せないものの価値を見出す」と書いた。そしていろいろと思いを巡らせるうちにやっぱり「青い鳥」ではないのかとの思いが強くなり、メーテルリンクの「青い鳥」(新潮文庫)を購入して読んでみた。 ご存じの通り、クリスマスイブ…

フェルトセンスをシフトすることで事態を好転させる

立命館大学応用人間科学研究科教授、中川吉晴さんの「気づきのホリスティック・アプローチ」を読んでいて、この本に書かれていることと、最近自分に起こったことが「関係があるのでは?」という感触が数日前からしていた。 そして昨日届いた、ジェンドリンの…

Meというスーツを脱いで「背景にある感覚」に気づく

昨日から今日にかけて2つの英文ブログ(エリック・トンプソンとエックハルト・トールの最新記事)を読んだ。「いい内容だ」という印象と、互いに共通する点もあるなあと感じ入り、日本語訳を残したい思いもあって、気づきのあったことを含め、以下に書かせて…

そのこと自体に喜びを伴っているか?

影絵作家である藤城清治さんの「光は歌い影は踊る」の中に、次のような文章がある。 木は生命の象徴といってもいいでしょう。・・・ その美しい木の葉を一枚一枚切り抜いていく。これが影絵制作の真骨頂です。・・・ 文字通り一枚一枚の葉を根気よく、ごまかすこと…

心理療法と相互補完的なオープンフォーカス

フェーミ博士のThe Open-Focus Brain 第10章 Attention and Psychotherapyの中で、伝統的な心理療法とオープンフォーカスの関係が述べられています。 私も、シャドーワークが対象とする抑圧に対してオープンフォーカスをどのように位置づければいいのだろう…

Absorptive−Witnessingその1、焦点を移行する

MARK D.FORMANのa guide to integral psychotherapyという本からP150「Stage6:Absorptive−Witnessing:段階、病理、同一化の特徴」という節を見ています。 (以下抜粋拙訳) ウィルバーは著述を通じてある考えを強調してきました。それは社会的規範を超え…

フロー状態とAttention

前回のブログで自己同一性の発達ラインの最も高い段階としてAbsorptive-witnessing があることをみました。Witnessについては今まで何度も取り上げてきましたが、Absorptiveについて理解を深めようとあれこれ見ていくうちに「フロー(flow)」に行きつきまし…

Emotionalのラインはシャドウ・モジュールで伸ばす

今回はEQを取り上げようとして、ゴールマンの”Emotional intelligence”邦訳「EQ こころの知能指数」を購入し、その他にもウィキペディアやEQジャパンのウェブサイトなどに目を通しました。前回のInterpersonal知性で取り上げたセルマンのような明確な発達…

Hara そして、小宇宙の軌道

前々回に取り上げた3-Body WorkoutはIntegral Lifeのウェブサイトでfreeの映像としても見ることができますが、ILPの文章の方からそのポイントを抜粋すると次のようになっています。まずは、前々回の続きです。(以下抜粋拙訳) Step2: Energizing the subtle…

4つのS 微細の熟達

今回は「4つのS」について書いてみたいと思います。この「4つのS」という表現は、私のオリジナルです。それはSituation but States by Subtle, then Stageです。文章にするとWe can manage not Situation but States by Subtle, then Stage.となります。…

心身統合とSubtleエネルギー

ILPのボディモジュールの中のSubtle Body Practicesという節を読み終えました。172〜190ページまでかなりの枚数が割かれていました。このsubtleボディ、subtleエネルギーの実践に関する記述は、従来のウィルバーの著書ではあまり見られない貴重なものでした。…

Statesを管理する

実際のILPの実践は、ILP Blueprint という計画を左の表として作成し、ILP Weekly Tracking Logという一週間の実践結果を右の表として記録するという形を取ります。 私も年内は試行期間という気持ちで気軽に青写真を作って実践を始めました。計画する項目の中…

深い夢見のない眠りの中に現前するもの

Subtle Energyが意思的な心と肉体的な身体の間のミッシング・リンク(失われた輪)であるのに対し、Causal Bodyとは何であったか?目撃者(Witness)との関係は?などを知りたくて、ILPのボディ・モジュールの章の最後に出てくるResting in the Causal Body…

ネガティブな感覚を気づきのサインとして役立てる

「気になること」などがあると、考えていないつもりでも、そのことが無意識に心の一定の容積を占めていることがあります。そんな時は、どこか緊張したり、少し胸がしめつけられたり、自己収縮のネガティブな感覚があります。 一般的な反応もしくは対応として…

完全なる充溢

朝、瞑想をしていました。 坐ってすぐに額から、いつもの感覚が広がっていきました。 心がしゃべる小さな自分を目撃しようと、努めました。 気付いて目撃すると、おしゃべりは止まります。トーレの 書いている通りだなと思いながら、その思考も目撃し続けま…