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ウィルバー哲学に思う

「統合」の哲人ケン・ウィルバーにはじまり、仏教心理学的視点を取り入れたマインドフルネス、第三世代の認知行動療法ACT、そして近年ブームのアドラーまで、脳科学的なアプローチも加味し、心理哲学的な関心について綴っています。

Anxiety Gap

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エックハルト・トールはThe Power of Nowの中でAnxiety Gapについて述べている。簡単にいうと、身体は今ここにあるのにアタマ(Mind)は過去、あるいは未来のことに、気をとられているという状態だ。

この身体とアタマの不一致、あるいはギャップをAnxiety Gapという言葉で表現している。

Anxiety Gapの何が問題かというと、そのような状態で今ここにおいて実践されることの質を高めることは不可能であるということだ。

これはスポーツを考えてみれば容易に分かる。例えば野球だと・・・ここで打てれば、おれはヒーローだ、あるいはここでエラーをしたらおれはもう終わりだ、あのときにヒットを打てていたら、自分の人生は変わっていたのに・・・etc.

The Power of NowのP43から以下を抜粋する。

You are in the here and now, while your mind is in the future. This creates an anxiety gap. And if you are indentified with your mind and have lost with the power and simplicity of the Now, that anxiety gap will be your constant companion. You can always cope with the present moment, but you cannot cope with something that is only a mind projection―you cannot cope with the future.

言いかえるとAnxiety Gapのない状態、それがゾーンであり、フローの状態だといえるだろう。

今この瞬間、あなたにAnxiety gapはないだろうか?

 

(今回はちょっと雰囲気を変えてみました)