ウィルバー哲学に思う

「統合」の哲人ケン・ウィルバーにはじまり、仏教心理学的視点を取り入れたマインドフルネス、第三世代の認知行動療法ACT、そして近年ブームのアドラーまで、脳科学的なアプローチも加味し、心理哲学的な関心について綴っています。

To Stay Present

To stay present in everyday life, it helps to be deeply rooted within yourself; otherwise, the mind, which has incredible momentum, will drag you along like a wild river.


エックハルト・トールTVというウェブサイトに登録するとWeekly Present Moment Reminderといって週一で「今ここ」を思い出すためのメールが送られてきます。これはその今週のメールに書かれていた言葉です。

毎日の日常において、今(present)にあること、それはあなたがしっかりと地に足を着けることに役立ちます。さもなくば、マインドが信じ難い勢いで激流のようにあなたを引きずり込むでしょうから。



といったところでしょうか。

今朝、「おーとっと」と心で言って「今」に戻る習慣、高校時代にふとしたことから身についた習慣なのですが、それを思い出していたところでした。

思考に捉われているところから、あるいは無気力であったり、軽い落ち込みを感じたりしている状況からから、「おーとっと」と今に戻ると、(勉強であれスポーツであれ関わっている)対象との間に、何か膨らみのようなものを感じます。

あるいは空間(スペース)があくと言った方がいいでしょうか。柔らかさやしなやかさが戻ります。

いっぱいいっぱいという切羽詰った感じから、やや余裕のある、懐の深い状態に戻るような感じです。

それを維持しないといけません。その方が結局は効率がいいのです。

維持しないといけないのは何かというと、ここでトールが言っているTo be presentすなわち「今にあること」です。

考えてはいけない、ということではありません。

考えたいときは、思考があるということに気づいて思考を続けていればいいのです。

思考の端の方で、presentのスペースを少し確保しておくことだと思います。