ウィルバー哲学に思う

「統合」の哲人ケン・ウィルバーを中心に、仏教心理学的視点を取り入れたマインドフルネス、第三世代の認知行動療法ACT、アドラー、ポジティブ心理学など、複雑系や脳科学的なアプローチも加味し、「生命の躍動」の探求、心理哲学的な関心について綴っています。

2013-05-05から1日間の記事一覧

複雑系としての空を理解し経験の質を変える

フランシスコ・ヴァレラの『身体化された心』が面白い。 現実は客観的事実として、われわれから分離、独立してそこにあるのではないことが色視覚の例を引いて記述されている。 英語圏では緑と青を識別するが、メキシコのある種族では緑と青を区別する言葉が…