ウィルバー哲学に思う

「統合」の哲人ケン・ウィルバーを中心に、仏教心理学的視点を取り入れたマインドフルネス、第三世代の認知行動療法ACT、アドラー、ポジティブ心理学など、複雑系や脳科学的なアプローチも加味し、「生命の躍動」の探求、心理哲学的な関心について綴っています。

2009-01-15から1日間の記事一覧

実は客体などなかった!

「世界をありのままにみる」ということと「エゴをみる目撃者」をどう統合すればいいか、整理しきれていなかったのですが、ウィルバーの「存在することのシンプルな感覚」(元は意識のスペクトル)にこうあります。(P212 原書P144 ) 「見者」すなわち「あな…