ウィルバー哲学に思う

「統合」の哲人ケン・ウィルバーを中心に、仏教心理学的視点を取り入れたマインドフルネス、第三世代の認知行動療法ACT、アドラー、ポジティブ心理学など、複雑系や脳科学的なアプローチも加味し、「生命の躍動」の探求、心理哲学的な関心について綴っています。

2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

瞑想の感覚

瞑想の感覚にはどんなものがあるでしょうか? 私の場合、 �@呼吸が落ち着いてくる �A特に吐く息が出尽くす感じ �B静けさ、静止している �C内からの充実感 �D思考に入ってしまったと気づく �Eひたいに心地よい圧迫感 �F下腹部のへこみ �G手、指のもわっとした…

無遠近法的狂気

ウィルバーの著作で最初に読んだのは、『万物の歴史』でした。地域通貨の研究をしていくうちに参考文献として掲載してあったのがきっかけです。その頃まで、私は循環の原則、多様性の原則、そして相互依存の原則の3つが大切だと自分なりに考えて、雑誌に寄…

グリーンを超える、とは

今日から時々日記を書いてみようと思います。 自己紹介で『グリーンを超える』ことに関心があると書いたのですが、 レッド・・・呪術的段階 ブルー・・・神話的段階 オレンジ・・合理的段階 グリーン・・エコロジカル イエロー・・統合的段階 という意識の段…