ウィルバー哲学に思う

「統合」の哲人ケン・ウィルバーを中心に、仏教心理学的視点を取り入れたマインドフルネス、第三世代の認知行動療法ACT、アドラー、ポジティブ心理学など、複雑系や脳科学的なアプローチも加味し、「生命の躍動」の探求、心理哲学的な関心について綴っています。

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ことばで言い表せないものの価値を見出す

前回のブログで「価値体系の変革」ということを書いた。 ではどのような価値体系へ変革するのが望ましいのであろうか? インテグラル理論的には価値観の梯子(cf.スパイラル・ダイナミクス)を上に登っていくことであると結論づけられそうであるが、 グリー…

新しい価値体系への変革を促す

(本稿は「エスビューロー事務局長のブログ」に掲載したものですが、本ブログでも掲載させていただきます。) エスビューロー事務局長のブログ: 新しい価値体系への変革を促す 神谷美恵子氏の「生きがいについて」を内部勉強会のテキストに選んだ。美智子皇…

フェルトセンスをシフトすることで事態を好転させる

立命館大学応用人間科学研究科教授、中川吉晴さんの「気づきのホリスティック・アプローチ」を読んでいて、この本に書かれていることと、最近自分に起こったことが「関係があるのでは?」という感触が数日前からしていた。 そして昨日届いた、ジェンドリンの…