ウィルバー哲学に思う

「統合」の哲人ケン・ウィルバーを中心に、仏教心理学的視点を取り入れたマインドフルネス、第三世代の認知行動療法ACT、アドラー、ポジティブ心理学など、複雑系や脳科学的なアプローチも加味し、「生命の躍動」の探求、心理哲学的な関心について綴っています。

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

インテグラル卓球Life

2019年の10月15日に「卓球の実践によるインテグラルへの波及」という稿を書き、卓球という活動がもたらす(と期待される)効果や影響を四象限(Quadrant)で示した。 また同年10月8日に「フローの条件として接戦で〈今〉にあること」を書き、当時の少ない経験か…

from 原初の回避 to 全景画(Total Painting)

「原初の回避」については、『インテグラル理論を体感する Integral Meditation』(ケン・ウィルバー著)にこうある。 けれどもよく観察してみると、私たちはあまりにも多くの場合、何らかのものを「見たくない」と感じています。… ちょっとした不快な身体感覚…

球技はなぜ楽しいのか(自己と世界を媒介する球)

蹴聖(しゅうせい)といわれた藤原成通の日記によると… 1000日休まず蹴鞠する千日行の夜に毬の精が出てきた。人が蹴鞠をしているときに鞠に憑き、しなくなると柳の林に戻ると言った、 とある。 鞠や球に不思議な力があるのだろうか。 私の好きな卓球でも、一体…