2011-01-01から1年間の記事一覧
今日一日をどのように過ごすか?に答えを出したくて整理した。 一言でいうならば「Presenceを持続する」ことに尽きると思う。 右の図は、白く抜いている吹き出しが、マインドの働きである。 時間的にNowではないPastとFuture、空間的にHereではないthere、そ…
先日久しぶりにカラオケに行った。行くと必ず歌うのがビートルズの曲であるが、今回はLet It Beを歌った。 これはポールの曲でありキーがやや高いので、2♭下げて歌った。それはともかく…。 エックハルト・トールを読んで、重要なポイントを3つあげるとした…
影絵作家である藤城清治さんの「光は歌い影は踊る」の中に、次のような文章がある。 木は生命の象徴といってもいいでしょう。・・・ その美しい木の葉を一枚一枚切り抜いていく。これが影絵制作の真骨頂です。・・・ 文字通り一枚一枚の葉を根気よく、ごまかすこと…
昨夜、眠りにつく前に 書道がなぜ書「道」なのか? なぜ「道」がつくのかが分かった!と思った。 私は、道がつくものはタオへとつながるもの。 究極への道。タオへの道。 であると、もともと考えていた。 ラストサムライで剣の極意としてNo mindを学ぶシーン…
前回の勉強会でビッグマインド・プロセスを受けている時、「プロテクターとコントローラーのいずれにも、根底に恐れが潜んでいるな」という感じを強くもちました。 このことをあらためて考えてみると、エニアグラムでいうところの「根源的恐れ」とエックハル…
エックハルト・トールがくどいほど繰り返しいっていることのひとつは「マインドとの脱同一化」である。 昨日ちょっとした心理的緊張状況があり、そのことをエックハルト・モデルを使って振り返ってみた。 対人関係の場面で先方が発したメッセージに対して、…
エックハルト・トールはThe Power of Nowの中でAnxiety Gapについて述べている。簡単にいうと、身体は今ここにあるのにアタマ(Mind)は過去、あるいは未来のことに、気をとられているという状態だ。 この身体とアタマの不一致、あるいはギャップをAnxiety G…
Dalal はPortals into Enlightenment という節で、エックハルトの提示する5つのポータルを取り上げています。(以下引用) 私が特に有用性を見出したエックハルトの教えのユニークな側面は、彼が直接にそして即座に(特定のテクニックの実践を行うことなく)…
前回の続き、P15 No Problems in the Nowからの以下引用です。 エックハルトが繰り返す啓示的な教えは、今この瞬間には(in the Now)どんな問題も存在しないということだ。 多くの人をよく困惑させるこの教えは、Nowの異なる二つの意味に照らして理解される…
“Eckhart Tolle & Sri Aurobindo”からトーレのいうEgoic Selfの7つの特徴の最後であるPerceiving through the Veil of Mindを今回は取り上げます。(以下引用) Perceiving through the Veil of Mind 心のベールを通して知覚する このメンタルノイズについての…
以前に「ネガティブな感覚を気づきのサインとして役立てる」ことについて書いたことがありましたが、今回の内容はそれに通じるところがあり、「ネガティブな感覚をオープンフォーカスのreminderとして利用する」というタイトルにしました。 フェーミ博士のOp…
“Eckhart Tolle & Sri Aurobindo”からトーレ独特の表現でもある「ペインボディ」について解説された記述がありましたので紹介させて頂きます。(以下引用) The Pain Body (P18〜) 私が最も価値があることを見出したエックハルトの心理学的洞察のいくつか…
“Eckhart Tolle & Sri Aurobindo”からトーレのいうEgoic Selfの特徴を見てきています。 Egoic Selfの特徴として上げられている項目は7つあります。 Fear―Insecurity Resistance―Complaining (既述) Needing Ever More―Desire(既述) Looking to the Next …
引き続きエックハルト・トーレのいうThe Egoic SelfをDalal博士の解説でみて行きます。 Looking to the Next Moment―Waiting いつもwantingとneedingの状態にある必然の結果として、常に未来に生きる傾向をもたらす。 人は、今この瞬間に喜びや満足を見出す…
A.S.Dalal博士はシュリ・オーロビンド研究の第一人者です。彼のA GREATER PSYCHOLOGYという著書ではケン・ウィルバーが巻頭言を書いたりしています。彼の著書でエックハルト・トーレとシュリ・オーロビンドの教えを対比させて書かれた本があります。最近、そ…
前回の続きでエックハルト・トーレのいうThe Egoic SelfをDalal博士の解説でみて行きます。 いつでももっと欲すること―欲望 エックハルトの話すエゴ的自己のもうひとつの主要な特徴は、慢性的な欠乏の感覚(incurable sense of lack)、不十分な、不完全な感…
鈴木規夫氏の著書「インテグラル・シンキング」の第3章は、「知性の成長段階」について書かれています。 ハーバード大学のザッカリー・スタインの研究にもとづいて、5つの段階が示されており、たいへん興味深く読ませていただきました。 第1段階は、AQAL…
かなり前から取り上げたいと何回か思ってきたテーマなのですが、自分の中でクリアーになりきれていない部分が残っていました。 しかし「緊急のモードで、モノやことを対象化することは感情移入を減じ、分離感をつくりだすことで、経験から私たちを遠ざける」…
フェーミ博士のThe open-Focus Brainを引き続き見ています。今回は配偶者や子供との人間関係への応用例を取り上げます。 以下、第7章Love is a way of Paying Attention Open-Focus Tools for Relationshipsの中のP97~P98から抜粋しました。 (以下拙訳引用…
フェーミ博士の著書The Open-Focus Brain の続きです。 「無で大騒ぎ」(?)と訳せばいいのでしょうか? 以下、p36のMuch Ado about Nothing という節からの訳出です。 (以下引用) (無は無よりもっとリアルである サミュエル・ベケット) 1971年私は近道を…
フェーミ博士のThe Open-Focus Brain 第10章 Attention and Psychotherapyの中で、伝統的な心理療法とオープンフォーカスの関係が述べられています。 私も、シャドーワークが対象とする抑圧に対してオープンフォーカスをどのように位置づければいいのだろう…
フェーミ博士のThe Open-Focus Brainを読んでいます。 今回は、第8章Peak Performanceの中の「ゴルフから、空手、フットボールまで」という節を紹介したいと思います。(以下P118〜P120より抜粋) ゴルフから、空手、フットボールまで 手にクラブのグリップ…
フェーミ博士のThe Open-Focus® Brain(注)を読んでいます。第2章のタイトルがSweet Surrenderとなっており、どういう意味かな?と思いながら読んでいましたが読み進むうちに納得がいきました。以下P30〜P31からの抜粋です。 商業ベースのEEGバイオフィ…
値段をつける、あるいは値段がついているとはどういうことかを考えてみたいと思います。 商品には値段がついています。スーパーの店頭にはバナナが4本で198円という値段がついて売られています。私の朝食は主にバナナ(他の果物の時もありますが)なのでこれ…
Do you treat this moment as if it were an obstacle to be overcome? Do you feel you have a future moment to get to that is more important? Almost everyone lives like this most of the time. Since the future never arrives, except as the prese…
ウィルバーからメッセージが寄せられたようです!うれしいですね。インテグラル・ジャパンのサイトから転載させていただきます。どのような境地でこの事に当たればよいかが伝わってきますね。 http://integraljapan.net/info/kw2011comment.htm 以下、鈴木規…
昨日の小児がん喪失家族ワークショップは、子どもを喪失されてまだ半年程度の参加者の方が4名、2年経過した方が1人、4年の方が1名、10年前後のものがスタッフを入れて3人というメンバー構成で行われました。 私の役割はファシリテーター補佐といったところで…
さまざまな物事が不確定であり、〆切に間に合わせることだけを目指して、不確実性の藪の中を歩いているように感じるこの頃ですが、どうも違う、違うと囁く声があることも意識していました。そして今朝、頭に浮かんだのは以前からどこかで書きたいと思ってい…
David LoyのLack and Transcendenceの第5章Trying to Become Realという章を読んでいます。彼がこの本の中でキーワードとしている個人の「欠乏の感覚(a sense of lack)」は、広く社会行動や制度の集合的な無意識に組み込まれていると言います。中世の終わ…