ウィルバー哲学に思う

「統合」の哲人ケン・ウィルバーを中心に、仏教心理学的視点を取り入れたマインドフルネス、第三世代の認知行動療法ACT、複雑系や脳科学的なアプローチも加味し、「生命の躍動」の探求、心理哲学的な関心について綴っています。苦悩を乗り越えるヒント、自己実現、自己超越を促す一助となれば幸いです。

2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

インテグラル・コーチングに参加して

先週の木曜日に上京し、インテグラル・ジャパンの鈴木規夫氏の「インテグラル・コーチング」に参加しました。その場にいた全員の刺激を受けて、触発され、さまざまなものが自分の中に喚起されていましたが、今日になってほぼ整理できたように思います。 大変…

色即是空と空即是色の完璧な解説

これは色即是空、空即是色の完璧な解説だと思われる部分を「存在することのシンプルな感覚」P138〜139に発見しました。(「進化の構造2」P14〜16に対応しています。)といいますか今までにも何回か目を通したことのある文章でしたが、あらためてここは本当…

ジョン・レノン

中学3年生ではじめてビートルズの「オールディーズ」を買って以来、一貫してビートルズのファンです。自分がなぜそうなのかを今まであまり考えたことがありませんでしたが。 ジョン・レノンが凶弾に倒れたのはちょうど30年前、1980年12月8日、午後…

四象限で現状分析し、四視座でsolutionを評価する

先月下旬に発売された「インテグラル理論入門Ⅱ」(春秋社)には、従来の四象限に加えて四視座(quadrivia)が取り上げられています。四象限も四視座も座標のクロスする中心に円が描かれており、四象限では人の顔が、四視座では事象がその円に入って描かれて…