ウィルバー哲学に思う

「統合」の哲人ケン・ウィルバーを中心に、仏教心理学的視点を取り入れたマインドフルネス、第三世代の認知行動療法ACT、アドラー、ポジティブ心理学など、複雑系や脳科学的なアプローチも加味し、「生命の躍動」の探求、心理哲学的な関心について綴っています。

2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今日一日をどういう状態で過ごすか?Presenceの持続。

今日一日をどのように過ごすか?に答えを出したくて整理した。 一言でいうならば「Presenceを持続する」ことに尽きると思う。 右の図は、白く抜いている吹き出しが、マインドの働きである。 時間的にNowではないPastとFuture、空間的にHereではないthere、そ…

Let It Beによって全体性に整合する

先日久しぶりにカラオケに行った。行くと必ず歌うのがビートルズの曲であるが、今回はLet It Beを歌った。 これはポールの曲でありキーがやや高いので、2♭下げて歌った。それはともかく…。 エックハルト・トールを読んで、重要なポイントを3つあげるとした…

そのこと自体に喜びを伴っているか?

影絵作家である藤城清治さんの「光は歌い影は踊る」の中に、次のような文章がある。 木は生命の象徴といってもいいでしょう。・・・ その美しい木の葉を一枚一枚切り抜いていく。これが影絵制作の真骨頂です。・・・ 文字通り一枚一枚の葉を根気よく、ごまかすこと…