ウィルバー哲学に思う

「統合」の哲人ケン・ウィルバーを中心に、仏教心理学的視点を取り入れたマインドフルネス、第三世代の認知行動療法ACT、アドラー、ポジティブ心理学など、複雑系や脳科学的なアプローチも加味し、「生命の躍動」の探求、心理哲学的な関心について綴っています。

2018-08-22から1日間の記事一覧

病理的ヒエラルキーの温床としての家父長的家制度

『ノモンハン責任なき戦い』と題したノモンハン事件(1939年、日本の死傷者は2万人)のドキュメンタリー番組を見ていて、なぜこうした甘い見通しの無責任かつ服従的なヒエラルキーが出来上がったのか?いつから日本はこうなってしまったのか?という疑問が頭…