ウィルバー哲学に思う

「統合」の哲人ケン・ウィルバーにはじまり、仏教心理学的視点を取り入れたマインドフルネス、第三世代の認知行動療法ACT、アドラーなど、複雑系や脳科学的なアプローチも加味し、心理哲学的な関心について綴っています。

What to do ではなく How to be

私たちは事体が望ましくない状況であるとき、いったい何をすればいいのだろうか?と考え、悩む傾向があります。事体を望ましい姿にもって行くために必要なことを洗い出し、優先順位を決めて実行しようとします。

経営の世界でも一定の未来(例えば3年後)のあるべき姿を経営ビジョンとして描き出し、そのビジョンの実現に向かってWhat to doすなわち重点実施項目を設定して、実施する計画を策定して取り組むという考え方をします。

しかし、個人の日常において、大切なのはWhat to doではなく、How to beだ!と昨日あらためて思ったのです。

望ましくない状況だと感じるとき、焦ります。何とかしないと…。何をすればいいか?どうすればいいか?と事態打開のための思考が頭を駆けめぐります。それはこれではいけない、という不安であり、このままでは大変なことになる、という恐怖に突き動かされた反応です。

しかし、そんな時ほど問題はWhat to doではなく、そしてHow to doでもなくHow to beなのです。1月02日(金) のブログ「モモの道路掃除夫ベッポのことばと行為の質」で取り上げたことと同じです。


 心配しないでも、What to doはすでに心にインプットされています。ですからHow to beを心掛ければいいのです。状況が望ましくないように見えてもHow to be  How to be です。