小椋桂の曲はどれも昔から好きなのですが
トロピカルフィッシュの泡音の〜 ・・・生き残る時間
ではじまる「スタンドスティル」という曲があります。
これって小椋桂が「静けさ(still)に、とどまる(stand)」という意味で作った曲だったんだ、と気づきました。
立つ、を意味するstandですが
「在る」とか「状態にある」 I stand his friend. (彼の味方だ)
「そのままでいる」 It stands good. (依然有効)
というようにも使われるようです。
stillは静かな、静止した、という形容詞、沈黙、静けさ、という名詞としても使用されます。
(stillnessは静けさ、沈黙、静止)
1つの名詞としてstandstillを調べると停止、休止、行詰まり、という意味でした。返済の中止という意味で使われたりもしています。
また月の秤動が止まることに関連してMajor Standstill, Minor Standstillというような言葉もあるようです。
いくつかの解釈ができそうな「スタンドスティル」ですが、
Rest(as the) Witness 目撃者に、落ち着く
Stay (in the)Now いまに、在る
と並んで
Stand Still 静けさに、とどまる
なんとなく書き初めにして残したい言葉だなと思いました。