昨日、高速道路のサービスエリアで偶然に遭遇した円窓。
なぜこれほど綺麗のか。
思わず足を止めて、見入った。
新緑の緑が一面に燃えるようだが、奥行きが感じられ立体感がある。
みずみずしく静かな生命の躍動がある。
しかし同じ景色も円窓を通して観ると、また違う気がする。
黒い円相の輪郭はAwareness「気づきの意識」である。
実はAwarenessは、背景にずっとある。
前景にあるのが景色である。
景色はAwarenessの前面で輝く。
輪郭がコンテンツの美を引き出すのか
そうであるなら円ではなく四角でもよいはず
しかし円ならではのものを感じる。
円という相が何かを走らせるのだ!
円相には映ったものの「本質」を無化する働きがあるのか
無本質化することで、シニフィエのベールがはがれ
ありのままの実相があらわになる。
宇宙飛行士が漆黒の宇宙に浮かぶ地球を見た時の感動は
知っているはずの地球の概念が霧散し
ありのままの星の姿が飛び込んでくるからか
円窓のふしぎ、円相の不思議。
円相(円窓:えんそう)を常に意識する - ウィルバー哲学に思う