ウィルバー哲学に思う

「統合」の哲人ケン・ウィルバーを中心に、仏教心理学的視点を取り入れたマインドフルネス、第三世代の認知行動療法ACT、アドラー、ポジティブ心理学など、複雑系や脳科学的なアプローチも加味し、「生命の躍動」の探求、心理哲学的な関心について綴っています。

正しく怖れよ!有益な思考と無益な妄想

思考がお化けをつくり出していないか?

それは、あらぬ妄想だ。

 

言葉と記憶によりサピエンスは食物連鎖の頂点にたったが、

今ここに危機はないにも関わらす、心は闘争してしまう。

サピエンスの背負った苦悩である。

 

コロナから「二本の矢」を受けてはならない。

 

これは思考と妄想の「脱フュージョン」である。

 

また受けては流すLetting Goの実践であり、

 

あらぬ未来へ漂いがちなこころに気づき、

「おーとっと」と今この瞬間に戻すマインドフルネスである。

 

自分の意識に現在ただいま何が生起しているか気づく習慣を身につけよう!

それが「観察者としての自己」である。

 

そして価値を見出しているタスクに思考と行動を振り向けよう。

それは「良知」である。

 

今こそ、正しく怖れよ!

有益な思考と無益な妄想を切り分けるのだ。

 

nagaalert.hatenablog.com